Teatime Blog

OMO(オタクに見えないオタク)になりたい。

ゆとり世代は冬のボーナスで礼服を買ったほうが良いという話

私事ですが、先日曾祖母が亡くなりました。

一緒に住んでいたわけでもなく、年齢も100歳近くになり施設でお世話になっていた曾祖母は老衰で眠るようにあの世に旅立ちました。

悲しみにくれているばかりではなく、親族として葬儀のお手伝いやら何やらに出ないといけないのですが、ひとつ気付いたのが「葬式に着ていく服がない。」ということでした。

20代の女が礼服を買った話

20代で社会人になって数年、所謂ゆとり世代の私は高校を卒業してから「葬式」というものに参加したことがなく、葬式で着るような礼服を持っていませんでした。

学生であれば制服で参加しますが、職業柄スーツも持っていない私が唯一持っている黒い服といえば就活のときに使用していたリクルートスーツだけ。

さすがにいい年した女がリクルートスーツで葬儀に参列するわけにもいかず、曾祖母が亡くなってから一番に礼服を買いにいきました。

 

日中仕事をしている私に残されたタイムリミットは半日。

時間も無かったためとにかく近所の青山に走り、女性ものの礼服のコーナーへ。

そこで気付いたのですが、葬式って一体なにが必要なの?ということでした。

私は下調べも何もしないで青山に1人で向かったため、とにかく「葬式に着ていける礼服を手にいれる」ということしか考えていませんでした。

 

店員さんに説明をうけると、女性の礼服はワンピースにジャケットやボレロのものが多く、大半の方は黒のワンピース+ショートジャケットというものを選ぶそうです。

流行り廃りのないものなので、丈感を見たり将来の体型変化も見据えて選ぶのがおすすめだそうです。

今の若い人は持っていない人も多くて私のように急いで買いに来る人も多いそう。

 

とにかく私は数着試着して決めることにしました。

黒の膝下丈のワンピースは、装飾も少なく着たら少し老けてみえるそんなデザインでしたが、亡くなった曾祖母も「大人になったね〜」て笑ってくれる気がしました。

将来おばさん体型になることも考えて自分のサイズより1つ大きめのサイズに決定して試着室を出ようとしたときふと、「あれ?そういえば値段見てなくね????」と思い出し急いで値札を確認しました。

 

¥34,000

 

何かの間違いか?????

こんなノーマルなワンピースとジャケットがこんな値段???

真っ黒ですぐに汚れそうなのに???

まじ????

さすがに3万を超える出費は社会人にとっても痛かったのですが、値段でどうこう言ってられる問題ではないし、今後礼服を着る機会も増えることを見越して心を決めて試着室を出ました。

 

試着室を出ると、店員さんが待ち構えていて追加ですすめられたのがお葬式でも使用できるバッグ12,000とパンプス7,000円、そして袱紗と数珠のセットが12,000円、礼服専用のハンガー3,000円でした。

 

急いで買わなければいけないという焦りと、一体総額いくらになる?という不安からテンパってしまったのですが、一度冷静になり家に電話をしました。

親に聞くと、パンプス・数珠・袱紗は私が使えるものがあるということでしたが、カバンは買った方が良いということ。

ハンガーはまあ代用品があるから断りなさいということ。

親への感謝をしつつ最終的に、礼服34,000+バッグ12,000の合計460,00を購入しました。

 

無事に葬式に参加でき、正しい格好とマナーを守って曾祖母を天国に送り出すことができたのですが、20代の社会人にとって突然5万近くの出費はかなり痛いものでした。

幸い冬のボーナスがあるのでクレジットカード決済にしましたが、思いもよらない金額に不謹慎ですが辛いです。

 

でもこういうことってこれから増えてくるし、今の冬のボーナスのタイミングで買っておくことができて、私にこういう機会と経験をくれた曾祖母に感謝の気持ちさえあります。

曾祖母の慌てふためく私を見て天国で笑っているのかな。

 

私と同じような20代の社会人の人で、礼服や喪服を持っていない人はぜひお金に余裕のあるうちに買っておくことをおすすめします。

通販サイトなどでも見ましたが、最低でも1万円〜というものが多く突然やってくる法事と財布のピンチが重なることも考えられます。

ぜひ冬のボーナスは一部を礼服を買う代金に当ててもしものときに備えてください。

その”もしもの時”が来ない場合も考えられますが、そのときは身内や周囲の人がずっと健康で生きているということなのでそれ以上の幸せはありません。

大切な人を弔うことに対してたかが5万って安いと私は思いますが、されど5万。

自分にも生活がある中なので、せめてお金があるうちに礼服を準備しておきましょう。