今回はタイトル通り手取り13万の社会人が年間100万円貯金した方法をご紹介します。
実は私は日本人なら大半が知っているであろう大手銀行に勤めていた経歴があり、お金のやりくりはかなり真剣にやっています。
今回は手取り13万という少ない金額でも目標額を貯金するために私がやっていたことを紹介していきます。
ちなみに、今は転職しているので手取りは13万ではなくなりました。
今思えば、手取りが13万しかないのに貯金できていた私はすごいと思います。
そして貯金したお金のおかげで転職もスムーズにできたので、結果的に貯金してよかったと思っています。
元銀行員が解説!手取り13万でも1年間で100万貯めた方法
まずは私のスペックから紹介していきます。
いくら手取り13万といっても、生活状況や趣味、性別によってもお金の使い方は大きく異なりますし、私の情報が参考にならないという人ももちろんいると思います。
ですので、まずは自分の状態と比較して真似できそうな部分を探してもらうことが貯金への近道だと思います。
私の収入と生活状況
手取り13万って大卒の給料にしては安すぎない?と思ったものの入社したからにはそうも言ってられません。
副業をしようか、とかメルカリで何か売ろうかとか、収入を増やす方法を何通りか考えましたが、社会人になって1年でまだ仕事も覚えたてでばたばたしていたのでそれどころではありませんでした。
そこで、いまの収入と支出を見直すことにしました。
以下にはざっと私の状態をまとめました。
- 20代女性
- 実家暮らし
- 借金なし
- ボーナスあり(夏・冬の年2回)
- 家賃補助なし
- 交通費支給あり
こんな感じです。
手取り13万で一人暮らしはしんどいですし、今もししている人がいたら尊敬しかしません。すごすぎる。
一応年頃の女なので、趣味や自分の美容代にお金が使いたいということもあって全く余裕がありませんでした。
「なんで貯金するのか」を明確にしよう
正直ここが明確でないと貯金は続かないと思うし意味はないと思います。
だって手取り13万しかないし、、、
貴重なお金を毎月目的もなく貯金するなんて苦痛でしかありません。
私の場合はマイカー購入という目的がありました。
特に車種などにこだわりは無く「まあ100万貯めれば中古の軽自動車とか買えそう」みたいな感じで、キリも良いし100万貯めることにしました。
ではさっそく私のお金の使い方の内訳と実際の貯金方法をご紹介します。
私の給料の使い方と内訳を公開
こちらが私の給料の使い方です。
何度も言いますが手取りは13万しかないので、毎月きっちり計算して使用していました。
給料日がきたらまず13万を口座から出してお金をそれぞれの役割に振り分けます。
・貯金
まずは貯金。
これは給料が振り込まれる口座と別の口座に貯めていました。
そうすることで、いまどのくらい貯まっているのかを目で見てはっきり確認できますし、間違って使ってしまうこともありません。
・生活費
次に、生活費です。
私は実家暮らしなので月3万を食費や電気代として親に渡していました。
本当はもっと渡せれば良いのですが、親も私の手取りが13万ということを気の毒に思ったのか3万で良いという風に言ってくれました。
・保険
次に、保険。
社会保険は給料から天引きになっているので、この保険は自分で加入した生命保険です。
某生命保険会社の保険に入っていました。
まあ念のための備えは必要ですし、何より安い給料で急な支払には耐えられませんし、せっかく貯めたお金が不慮の出来事で飛んでしまうのは嫌だったので入りました。
掛け捨てではなく、貯蓄型のものを選んでいます。
ドルで支払うものだったので毎月だいたい15,000円~18,000円かかります。
・美容
次に、美容代です。
これは美容院代、脱毛代、化粧品代を月1万でやりくりしていました。
まあ少ない。これじゃ足りない、というのが本音ですが、今の私の身の丈に合った美容をすることを心がけていたので、コスメはプチプラ、美容院は3か月に1度、脱毛は分割払いでしのぎました。
・携帯
こちらは言わずもがな携帯代です。
私は大手キャリアのiphoneを持っているのでだいたい毎月7000円~9000円程度が必要でした。
・遊び
私が生活の中で最も重視したい部分である趣味のお金がこれです。
といっても毎月の貯金額の半分しかなく、ライブに行ったり服を買ったりしているとあっという間に使い切ってしまいます。
ただ、今ここに一覧で書いた中でも美容代・保険代・携帯代は想定よりも安くつく場合があり、余剰分がでることも多かったです。
その余剰分を遊びで使う代金に回していました。
また私はあまりお酒は飲まないタイプなので飲み会に参加する頻度も少なかったので、飲食でお金を使うことはありませんでした。
その他、友達の誕生日プレゼントを買ったり、ランチにいったりはここから使っていました。
仕事の日は実家という強みを活かしてお弁当を作り節約していました。
また、残業代がついていた時や休日出勤手当があったときには、その分は口座に残していました。
というのも、私は買い物にクレジットカードを多用するのでその引き落としに備えて無駄使いを避けるためです。
手取り13万でも100万に届く?
今ざっと解説しましたが、私はこの方法で100万円を貯めました。
毎月4万×12か月 + ボーナス53万 = 101万
という結果で一年を終えています。
いや、ほとんどボーナスやん!!!!
と思った方、そうなんです、100万の半分以上はボーナスです。
ただ、ここで注目して欲しいのがボーナスを全く使わず全部貯金できていることなんです。
大きい金額のお金が入ると使いたくなりますが、私は全額貯金することに成功しました。
それもこれも、説明したような手取り13万をギリギリまで使うような生活に慣れてしまっていたからです。
逆に「こんな大金何に使っていいかわからない、、、、とにかく貯金。」となったわけです。(笑)
なんか悲しいですが、車を買うためですし結果オーライです。
そして注目してほしいのが、ボーナスが無かったとしてもお金の使い方にだけ気を付ければ2年で100万近くの貯金を達成できるということです。
なので手取りが13万でも使い方次第で貯金はできるということをここに実証したいと思います。
これだけは絶対にやりたい貯金のポイント
貯金をするうえで私が実際にやっているポイントは以下の通りです。
- 口座の分割
- 余剰分のやりくり
これはやってみて損はないと思うので、ぜひ試してみて欲しいです。
以下に詳細を説明します。
1.メイン口座と貯金用口座は分ける
これは本当にやっておくべきです。
口座を分けることで今どれだけのお金が手元にあって、どのくらい貯金できているのかを把握することができます。
貯金用口座はゆうちょ・セブン・イオンなどの全国で使える銀行がおすすめです。
なぜなら、旅先でのトラブルや急な不幸、結婚式などいざというときに使用できるからです。
本来貯金って緊急のときのために使う意味合いがあると思うので、いつでも引き出せるようにしておくのがおすすめです。
2.美容代は数カ月先を見越して
私の場合美容代は毎月一定額がかかるというよりも何か月かに一回どーんと使うイメージです。
例えば、5月は脱毛で4000円だけ必要だけど、6月はカットとストパーするから15000円必要、などばらつきがあります。
なので、とにかく一旦口座からは毎月2万引き出して別の封筒に入れて保管をしていました。
これは一例です。
ちょっと貧乏くさいですが、ゆうちょで振り込みをしたときに封筒をいただいて活用させていただきました。
こんな感じで無駄にお金を使わないようにしていました。
お財布に入れてるといつの間にか使ってしまいますからね。
管理方法はそれぞれだと思うのですが、数カ月先にいくら必要かを見越して余剰分を貯めるというのをしておけば毎月のリズムも崩れず上手く貯金をすることができました。
貯金して後悔はない?
これは全くありません。
手取り13万という安い給料でも自分でしっかり管理してやりくりして100万貯めたことで少し自身がつきましたし、増えていく貯金額を見ることで毎月ニヤニヤもしていました。
そして私は1年で金融機関を辞めて転職したこともあり、結局貯めた100万で車はまだ買っていません。
電車移動が主になってしまったので、、、、
でも、今手元に100万の貯金があることで生活には余裕が出ましたし、美容代も遊び代も貯金していた頃よりも自由になりました。
そして今でも貯金は続けています。
あの生活をしていた名残でお金の管理をする癖がついたのと、もう貯金が趣味のようになっています。
けど使いたいところは我慢せず使うことができるし余裕もできました。
なので後悔は一切ありません。
効率的にお金のやりくりをするには楽天カードがおすすめ
私が充実した生活を送るために使っているのがクレジットカードです。
毎月使用している趣味の代金は全てクレジットカードで支払いをしています。
私がカードを使う理由はずばり使った分がポイントで還元されるからです。
そのおかげで趣味を我慢するのではなくポイントでうまくやりくりをして手元に現金を残します。
その残った現金を貯金しているという流れです。
この方法で私は毎月2万円以上は確実に手元に現金が残ります。
あと、何より楽天カードって会費永年無料なんです。
クレジットカードて持ってるだけで年会費がかかるものもあるのですが、楽天カードはその心配がありません。
しかも、入会するだけで5,000円分のポイントがもらえる。
作るしかないというわけです。
ポイントってどのくらい貯まる?
私が使っているのは楽天カードです。
「楽天カードマ~~~~ン」のCMを見たことがある人も多いと思うのですが、かなりおすすめです。
年会費もかかりませんし、100円使うごとに1ポイント貯まります。
例えば10,000円分カードを使用すれば100円返ってくる計算です。
しかも楽天カードは頻繁にポイント○倍というキャンペーンを行います。
なので例えば、ポイント10倍のキャンペーンにエントリーすれば10,000円使えば1,000円返ってきます。
はい、めちゃくちゃお得です。
貯まったポイントは楽天でのお買い物で使うことができます。
私は基本的にはDVDやCDは楽天の通販で買っているので貯まったポイントで6,000円のライブDVDが無料で手に入ったなんてことも何度もあります。
通販をよく利用する人は買い物先を楽天にすればかなりお得です。
- 楽天カードは年会費がずっと無料
- 貯めたポイントで買い物をができる
- ポイント○倍を使用すれば月に3,000円以上貯まることもある
- 20歳以上なら入会の障壁が低い
気になった人は一度公式サイトで確認してみるのがおすすめですよ。
失敗しないクレジットカードの使い方は?
クレジットカードはお金の管理がしっかりできて、自立している人が持つべきものだと私は思います。
だからこそお金のやりくりが必要なオタクには使いこなせる方が断然お得だと思います。
そこで私がクレジットカードで失敗しないために実践している方法をご紹介します。
アプリですぐに状況を見れるようにする
どれくらい使ったかはすぐに見れるに越したことはありません。
クレジットカードは使用すると「速報メール」や「利用履歴メール」がくることが多いのですが、不正利用や使いすぎを防ぐためにアプリがおすすめです。
もし今楽天カードを持っているのに上手く使えていない人は「楽天カードアプリ」や「楽天Point Club」をダウンロードしてみましょう。
ポイント倍キャンペーンも見逃しにくくなりますよ。
www.rakuten-card.co.jp 使った分の現金を分けてとっておく
クレジットカードで買い物をすると財布の現金が減ることがないため、お金を使った感覚が無くなったり、請求時に残高が無くなったりという失敗をする人が多いです。
特に、数カ月先に発売する円盤や数カ月先の公演のチケットをクレジットカードで決済するオタクにはよくありがちです。
そこで私が徹底して行っているのが使っている分は即時別にしておくことです。
例えば、8,000円のチケットをクレジットカードで決済したら、手元の8,000円をお財布やメイン口座(普段引き出す口座)とは別のところで保管します。
もしカードの引き落とし用の専用口座がある人はそこに入れるというのもおすすめです。
お金を使っているということを自分に認識させ、手元から無くしておくことで使いすぎを防ぐことができますし引き落としに備えることができます。
私は、クレジットカードで決済した分は別の封筒に保管して、翌月の引き落としまでに
まとめて口座に入れています。
少し面倒だと自分でも思いますが、このおかげでクレジットカードを使うのが怖くないですしオタクでも貯金ができるというわけです。
リボ払いや分割払いは利用しない
クレジットカードの落とし穴として、分割払いやリボ払いがあります。
これ、高い買い物も月々の負担を軽くして買えるというメリットが強調されていますが、手数料分が上乗せされるので、結局トータルで払う金額が定価よりかなり高くなります。
そもそも、分割払いやリボ払いでしか買えない高価なものは自分に見合っていないので買うべきではないと私は思います。
この記事でも紹介しているように、高価なものを買うために貯金するのが良いと思います。
少なくとも、手取り13万で100万貯金していた頃の私は、高価なものは買わなかった(買えなかった)です。
お金は管理の仕方次第で安い手取りでも貯金できる
ということで私が手取り13万円だった時代に100万貯めた方法でした。
貯金は将来の自分への贈り物になりました。
もしやりくりで悩んでいたり、安い給料で悩んでいる人の参考になればと思います。
あと、もし今の給料を改善したいなら転職が一番です。
満足いかない給料のまま働いて自分で貧乏を実感してしまうのが私にとって一番のストレスでした。
なので、金銭面がストレスになっている人は勤続年数なんて関係なく転職を検討してみても良いと思います。
もし転職の決意はしていないけど、考えてみても良いかも〜という方は、
マイナビなどの転職サイトで、気になる会社を探してみましょう。登録して職を探すのは無料だし、空き時間にできます!
私の場合は、仕事内容や給料を今と比べるだけでもかなり有益でした。
転職先を覗き見するときは、dodaやマイナビがおすすめです。
また、転職については他の記事にまとめているのでもし興味のある方がいらっしゃればご覧ください。