Teatime Blog

好きなことして生きていたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

5分でわかるチケット協力とは?相互協力をやってみたからこそ実感した注意点と闇

 本ページはプロモーションが含まれています

チケット相互協力とは

大好きな舞台の続編が発表され、絶対に観劇してやると強い気持ちで張り切っていたのですが、やっぱり不安になり

「舞台タイトル 倍率」でエゴサをしました。

そこで見つけた世界が”チケット相互協力”です。

私は今回たまたま初めて見つけただけで、某ジャ◯ーズや舞台界隈では一般的だったようです。

そんな初めての世界に飛び込み、実際にチケット相互協力をやってみてわかったことをまとめます。

チケット相互協力をやってみてわかったこと

チケットの転売が問題視されているこのご時世で、チケット相互協力は限りなく黒に近いグレーだと思います。

ただ、主催者側でリセールや本人確認の制度を整える動きがないのも事実です。

お金を払うのはこちら側なので何も言えないのか、今制度を整備中なのかはわかりませんが、観客側でチケット相互協力という文化が完成しているのは事実です。

今回はTwitterを使用してチケット相互協力を行いました。

チケット相互協力とは?

簡単に言うと、お互いの名義の貸し借りを行うことです。

自分の参加したい公演の申し込みを行うかわりに、相手の行きたい公演にも申し込むことで、お互い申し込み名義数を増やすことができ当選率がアップするというわけです。

世の中にエンタメは多いので、違う界隈のオタクとチケット相互協力を行ったり、推しが違う人とチケット相互協力を行うケースが多いようです。

つまりWin-Winの関係が基本としてあります。

私は今回、違う舞台の申込み名義数を増やしたい人との相互協力を行いした。

家族間ではやっている人も多いのが実情だと思います。

チケット相互協力の流れは?

私は今回次のような手順でチケット相互協力を行いました。

チケット相互協力の流れ

(1)Twitterで相互協力してくれる人を探す

Twitter上で相互協力の相手を探しました。

これは一人に限らず、今回は全部で5名に依頼しました。

もちろん、5名からチケット相互協力を依頼された公演はすべて別ものです。

世の中の自分の参加しない公演数分だけ相互協力の相手を増やすこともできます。

募集ツイートを流すと何名かからお声掛けをいただいたのですが、やはり人気公演だと何名もの方から相手を探しているので、被りがでないように枠で管理していました。

(2)相互協力者を決定

自分の申し込みたい公演の詳細を伝え、相手が依頼する公演の詳細を確認して双方の同意があったうえでチケット相互協力の相手が決まります。

主にDMで連絡を取り合っていました。

私はこの時点で、以下のことを確認していました。

  • 申し込み方法は?(どのプレイガイドなのか)
  • メルマガや会員登録は必要か
  • 支払い方法はどのようなものか
  • 何公演程度の申込みが必要か
  • 個人情報の交換は可能か

相手からすると「細かいこと聞いてきて面倒くさい人」という印象かもしれませんが、このあたりを面倒だと感じるような人は信用できないので相互協力をしたくないというスタンスでした。

あとで少し触れますが、チケット相互協力が原因となったトラブルなども耳にしているのでそれは避けたいということです。

そもそも、舞台に行くためのチケットを手に入れることが目的なのでそのためにトラブルになるなら自名義だけで申し込む方がマシだと私は思います。

(3)チケットの申し込み

お互いのチケットの申し込みを行います。

希望の公演、枚数などを伝えURLを共有します。

相手の希望のものも申し込みを行います。

完了したら申込み完了画面やマイページ、メールなどをスクショで相手に共有します。

チケット相互協力のエビデンス(証拠)になるのがこのスクショなので、相手にしっかり送る、そして確実に送ってもらいます。

また、私は事前に相手の申し込み公演数を確認して同程度の申込数になるように調整しました。

私は10公演申し込みの依頼をしたいけど相手は2公演だけ依頼してきた、とかだと理不尽でWin-Winとは言えません。

逆も然りです。

モラルの問題だとは思いますが、顔の見えない相手だからこそこのあたりのマナーはビジネスと同様程度に意識して行いました。

(4)当落発表

当落日にはこちらから連絡をして相手に確認を促しました。

自分の申し込んでいない当落って忘れてしまうのは当然です。

当落確認をしてもらい結果を共有してもらいます。

当選した場合は、すばやく支払いを行うのがマナーです。

チケット相互協力では当選チケットは流さないというのが暗黙の了解なので、これを守れない人は相互協力をするべきではないと思います。

また、依頼している分が全て当選した場合に支払いができなくなるまで協力を求めるのは避けましょう。

チケット相互協力をやってみた感想

ここまでの流れをやってみて私が個人的に思ったことをまとめました。

メリットは?

・チケットの当選率を上げることができる

激戦のチケット競争を勝ち抜くために名義の多さは必須だと感じています。

チケットサイトの会員登録には電話認証も必要になり不正ができないからこそ、チケット相互協力と限りなくグレーに近い方法ではありますが、名義を増やして当選率を上げることができるのはメリットだと思います。

・友達に嫌われることがない

チケット関係の依頼を友達に頼むのって、相手からしたら迷惑でしかないですよね。

毎回のようになにかもわからない公演のチケットの申し込みを依頼される身にもなってみれば苦痛でしかありません。

チケットの依頼は知り合いだからこそやりにくいし、オタクの友達が少ない人だとよりやりにくいです。

その点、チケット相互協力は一種の文化にもなっているのである意味作業のように行うことができます。

知っている相手だからこそ頼めないものを、チケット相互協力でカバーできます。

デメリットは?

・とにかく面倒くさい

相手にもやってもらってるので仕方ないのですが、自分が協力を依頼した分だけ自分も申込みを行う必要があります。

それだけではなく、スクショを送り当落日には連絡を入れ、枠を管理するのはそれだけ時間も労力も必要です。

絶対に行きたい公演であれば手間暇は問わないという気持ちがなければただ面倒だと思いました。

・個人情報が不安

顔の見えない相手に自分の個人情報を共有することがあります。

とくに当選した場合は、自分の情報を相手に伝えることもあれば相手の個人情報を預かることもあります。

自分の管理能力が高い必要もありますし、相互協力の相手を選ぶ必要もあります。

とにかく個人情報については不安がつきまといました。

・トラブルの原因になるかも

チケット相互協力をしていていくつか見かけたのは、入金流しです。

当選したのに入金をしてもらえず結果的にチケットを流すことになった人を何人も見ました。

無責任な相手とチケット相互協力をしてしまうと、当選分の入金流しで自分の名義がペナルティを受けかねません。

また、最も多いのが音信不通です。

音信不通はとにかく困る。

自分が依頼したチケットがどうなったかもわからず、相手に頼まれたチケットをどうしていいかわからず、最悪の場合、入金だけしたのに発券ができないということも考えられます。

あとは、スクショが偽物だったとか。

とにかくリスクが伴うので先程も言ったようによっぽど参加したい公演でなければチケット相互協力はおすすめしないというのが私の個人的な感想です。

相互協力の相手はどうやって選ぶ?

Twitterのアカウントで判断するしかありません。

相互協力専用のアカウントを取得している人もいるので単にフォロワー数だけでは判断できないのですが、DMやリプライのやりとりの言葉遣いなども見ると参考になると思います。

あとは、注意喚起が出回っている界隈とはチケットの相互協力を避けること。

未成年や学生は避けること。

あとは、最初に確認できることはすべて確認しておくこと。

顔の見えない相手との口約束だけで進められるので、信頼や信用を築くのは難しいですが、こちらがしっかり対応すれば相手も答えてくれる場合が多いです。

幸い、私は今まで注意喚起を行うようなことはありませんでしたが、相手の当選分でお金を払ってから手元にチケットを発券するまではずっと不安でした。

一番は知っている人に頼めるのがベストですが、Twitter上で全く知らない人に依頼する場合は、少しでも不安を感じたらチケット相互協力の相手としては選ばないと決めておくのがおすすめです。

これは相手も然りなので、自分も相手に不安を覚えさせれば断られると思っておきましょう。

長期のチケット相互協力は可能か

長期で協力をできる人を探している人も多いようですが、私は長期ではやりたくないのが本音です。

相手は続編がどんどん決まる中、自分は単発でしか公演がない、そんな中での長期では相手の公演ばかり申し込んでお手伝いをしているだけになるのでWin-Winになりません。

とにかくチケット相互協力の基本はWin-Winです。

一度信頼関係を築くことができた人と長く協力できるのは魅力的ですが、長期になればなるほど疲労もありそうなので私は避けています。

まとめ

今回は限りなくグレーに近いチケット相互協力について書きました。

自分がチケット相互協力をしていることってあまり人に大声では言えないのですが、やってみてわかった体験談を綴りました。

とにかく責任のない人はやるべきではない、というのが結論です。

あと、どうしても行きたい公演でしかやるべきではないというもの実感しました。

リスクがつきものなのでこれからやろうとしている人は十分に注意してください。

ここに書いていないぐらい様々なトラブルが考えられます。

一つ言えるのは、人にはおすすめできない文化であることです。

早くリセールの制度を整えて欲しい、そして公演するときはもうちょっとキャパ考えて運営。。。