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コロナによって弱くなってしまったオタクの心情

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久しぶりに書くブログがこんな内容になるとは思ってなかったのですが、タイトルの通りです。

ふとした出来事で、自分のオタクとしての気持ちが弱っていることに気づきました。

その心情を吐露します。

 

思えば、2020年楽しみにしてたことの大半はコロナによって中止・延期になりました。

これは仕方ない。

運営側も私達のことを考えた末の決断だし、何より推しや関係者の方に感染者が出たり、コロナ禍の中で強行開催したアーティストや作品という認識で世の中に知られたり叩かれたりするのは私も不本意です。

 

でもやっぱり、ライブや舞台の中止が決まるたびに泣きたくなるし、

「行きたかった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」という気持ちになるわけです。

 

2020年の2月頃から感染が広がりはじめて、4月には緊急事態宣言が出て、そうこうしてるうちにもう年末です。

未知のウイルスに人生の楽しみを奪われ続けてもうすぐ1年が経とうとしているわけです。

 

もちろん、座席数を減らして開催してくれるライブや舞台もありますし、何より配信も増えてきました。

地方民の私としては都市部に行くのは自分だけでなく家族も感染のリスクに晒すことになるので、家にいながら推しの姿が見られるのは本当に助かります。

 

 

そんな時間を過ごしているうちに、私は弱いオタクになってしまいました。

以前であれば、推しの新しいお仕事の情報が毎週のように流れてきて、その情報を見るたびに大喜びしてワクワクして、刺激的な毎日でした。

 

いつ開催されようが、どこで開催されようが、絶対に予定をこじ開けて、チケットをとって仕事の都合をつけて参加してやる!!!!という気持ちでいっぱいになりました。

私はこのワクワク感や興奮が大好きでした。

 

ですが今は、コロナでエンタメ全般が制限されていることもあり、当然推しのお仕事も減っています。

ずっと楽しみにしていたライブも舞台もなくなってしまいました。

 

そんなある日、推しが出演する舞台の発表がありました。

私はコロナ前と同じようにワクワクしたと同時に、

「配信あるかな?」

という考えが頭に浮かんでいました。

 

「配信あるかな?」だと?

推しの舞台の発表があって、真っ先に考えるのがそれ?????

今までみたいに会場と日程の確認じゃなくて?????

 

真っ先に配信のことを考えてしまったことに気づき、自分にがっかりしました。

 

もちろん現地に行きたいという気持ちはあります。

以前までのように、舞台の上で生きる推しをみたいし、呼吸を感じたいし、劇場の空気を吸いたいし、席に座って拍手喝采したいです。

なんなら、舞台の前に友達と合流して物販に行ったり、お茶したり、舞台後に興奮気味で感想を語りたいです。

 

けど、コロナ自粛の生活が染み付いてしまって、心のどこかに現地観劇ができないかもしれないという気持ちがあったのかもしれません。

もしかしたら、チケットまでとって中止になったときの保険をかけていたのかもしれません。

楽しみが増せば増すほど中止になったときの悲しみは大きいし、ましてや現地に遠征して中止になってしまうのはもっと辛いです。

 

弱いオタクになったな、そう思いました。

コロナでたくさんの楽しみを奪われてきて心が弱っているのかも。

 

ただ、弱いオタクになった自分が悪いとは思っていません。

外出自粛をすることで、少なからず感染拡大を防止することにつながっているだろうし、家族や友達を守ることにもつながります。

 

私よりもっと我慢をしながら尽力してくださっている医療関係者もいます。

決してその方たちがオタクとして弱くなったと言いたいわけでもありません。

 

ただ、2020年の私は前年までに比べるとオタクとしての熱が冷めているのは明らかです。

もちろん推しのことが好きですし、アニメも漫画もどっぷり浸かって一般の人よりもだいぶオタクです。

もし、今まで熱量が高かったオタクたちがコロナの影響で熱を失ったらエンタメ業界はどうなってしまうのか、とか考えてしまいます。

 

 

とにかく早く世の中が元通りになって欲しいと願うばかりです。

染み付いた自粛生活から開放されたい。

そして春から開催される推しの舞台に、なんの後ろめたさも不安もなく通いたい。

自分ができる範囲で、楽しみを見つけながら経済を回して大好きなエンタメを支えていきたいです。